メデリピルは怪しい?悪い口コミの真相と「解約できない」説を徹底検証【医師監修】
メデリピルの広告を見て「初月無料なんて怪しい」「後から高額請求されるのでは?」と不安を感じていませんか?
特に、ネット上で検索すると出てくる「解約できない」「電話が繋がらない」といったネガティブなキーワードを目にすると、申し込みをためらってしまうのは当然のことです。
結論からお伝えすると、メデリピルは決して違法なサービスではなく、正規の医師が診療を行う安全なプラットフォームです。
しかし、「初月無料の適用条件」や「解約に関するルール」を正しく理解していないと、思わぬトラブルやストレスの原因になることも事実です(例:低用量ピルの1シート定期便では、3シート目の受け取りまでは解約できず、最低でも約7,590円(税込)の支払いが発生するなど)。
この記事では、元医療事務であり、自身もピルユーザーである筆者が、ユーザーの不安にとことん寄り添い徹底調査しました。
また、小児科医の先生に監修いただき、医学的な視点からもサービスの安全性やピル服用の不安について解説していただきます。
この記事でわかること 3 点
- 1.「怪しい」「最悪」と言われる3つの理由と、実際の利用者による真相
- 2.LINEで本当に解約できる?手順と電話が繋がらない時の対処法
- 3.初月無料の裏側まで計算!1年間続けた場合の「リアルな総額」シミュレーション
メデリピルは怪しい詐欺?安全性と医師の実在性を検証
まず最初に、皆さんが最も不安に感じている「メデリピルは本当に安全なのか?」「詐欺ではないのか?」という点について、客観的な事実に基づいて検証していきます。
インターネット上には様々な噂が飛び交っていますが、サービスの根幹に関わる法的な部分や運営体制を知ることで、その不安の多くは解消されるはずです。
ここでは、厚生労働省のガイドラインへの適合性や、実際に診療を行う医師の存在、そして処方される医薬品のルートについて詳しく解説します。
安全性の根拠リスト
- 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠
- 実在する提携クリニックの医師が診療を担当
- 個人情報保護とプライバシーに配慮した体制で運営
- 処方薬はすべて国内承認薬(海外輸入代行ではない)
「オンライン診療=違法」は大間違い!国の認可と仕組み
「病院に行かずに薬がもらえるなんて、何か裏があるのでは?」
そう感じる方もいるかもしれませんが、現在の日本においてオンライン診療は、厚生労働省が定めたガイドラインに則って行われる正規の医療行為です。
特に2020年の新型コロナウイルス流行以降、感染拡大防止の観点から規制緩和が進み、初診からのオンライン診療が恒久的に可能となりました。
メデリピルはこの国の指針に完全に対応しており、決して違法な「闇サイト」のようなものではありません。
対面診療と同様に、医師が問診を行い、医学的に必要と判断された場合にのみ薬が処方されます。
単に「薬を販売している」のではなく、「診療という医療行為を提供している」という点を理解しておくことが重要です。
この点について、監修医の先生にお話を伺いました。
監修医の解説
実際に診察する医師は誰?「mederi」運営会社の信頼性
次に気になるのが、「画面の向こうにいるのは本当に医師なのか?」という点です。
メデリピルでは、実際に産婦人科医などの資格を持つ医師が診療を担当しています。
運営元の「mederi株式会社」は、代表の坂梨亜里咲氏自身が不妊治療を経験したことをきっかけに設立された企業であり、女性の健康課題解決に対して非常に真摯な姿勢を持っています。
公式サイトには提携クリニックの名前や、代表者のプロフィール、会社の所在地などが明確に記載されており、実体のない幽霊会社ではありません。
私自身、実際に診療を受けてみましたが、担当医の名前もしっかりと通知され、問診内容に基づいた具体的なアドバイスをもらうことができました。
「どこの誰だかわからない」という匿名性はなく、責任の所在がはっきりしている点は、医療サービスとして最低限かつ最も重要な信頼の証と言えます。
また、mederi株式会社は、多くの著名なベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップ企業でもあります。
これは、第三者の厳しい審査を経て、事業の将来性やコンプライアンス遵守の体制が認められていることの裏返しでもあります。
届くピルは本物?海外輸入代行(個人輸入)との決定的な違い
ネットでピルを購入する際に最も警戒すべきなのは、「個人輸入代行サイト」を利用してしまうことです。
個人輸入代行サイトで販売されているピルは、海外製で品質保証がなく、偽物や不純物が混入しているリスクがあります。
万が一、健康被害が出ても「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となり、誰も助けてくれません。
一方で、メデリピルで処方されるピルは、すべて日本の厚生労働省が承認した「国内承認薬」です。
国内の医薬品卸業者を通じて正規ルートで納入されたものであり、皆さんが街の産婦人科でもらう薬と全く同じものです。
パッケージも日本語で記載されており、製造番号(ロット番号)も管理されています。
「安さ」につられて怪しい通販サイトを利用するのではなく、医師の処方が必要な正規のサービスを利用することは、自分の体を守るための絶対条件です。
メデリピルはこの点で、明確に「医療機関による処方」であるため、薬の品質に関する心配は無用です。
炎上の理由はこれ!悪い口コミ・評判(知恵袋/X)の真相を分析
安全なサービスであるはずのメデリピルが、なぜネット上では「怪しい」「最悪」と叩かれることがあるのでしょうか?
Yahoo!知恵袋やX(旧Twitter)などの口コミを詳しく分析すると、そこにはユーザーの「期待」と「現実」のギャップ、そしてサービス特有のシステムの誤解があることがわかってきました。
ここでは、特に批判の多い「解約トラブル」「料金への不満」「診療の質」について、その真相を包み隠さず解説します。
ネガティブな情報を事前に知っておくことは、トラブルを回避するための最大の防御策になります。

「解約できない・電話が繋がらない」という苦情の現実
最も多い悪評は、「解約したいのに電話が繋がらない」「LINEで解約できると聞いたのにできない」というものです。
これには、時期による混雑と、システム上のルールが関係しています。
以前は解約手続きが電話のみだった時期があり、その頃の「全く繋がらない」という口コミが現在も残っていることが、不安を増幅させている一因です。
現在はLINEでの解約機能が実装されていますが、それでも「電話が必要なケース」や「システムメンテナンス」によって、スムーズにいかない場合があります。
特に、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの連休明けや、平日のお昼休み(12:00〜13:00)、夕方の退勤時間帯(17:00〜18:00)は電話回線が非常に混雑します。
筆者の体験レポート:電話窓口の混雑状況検証
私が実際に、平日の月曜日のお昼12時半に問い合わせ窓口に電話をかけてみました。
結果は、アナウンスが流れるだけで5分以上待たされました。
しかし、同じ日の午後15時頃にかけ直したところ、今度は2コールですぐにオペレーターに繋がりました。
オペレーターの方の対応は非常に丁寧で、こちらの質問にも的確に答えてくれました。
「繋がらない」というのは事実ですが、それは「特定の混雑する時間帯」に限った話である可能性が高いです。
余裕を持って、混雑しやすい時間帯を避けて連絡することが重要です。
また、「解約できない」という声の中には、「次回発送日の直前に連絡してしまった」というケースも散見されます。
メデリピルでは、原則として次回発送日の5日前までに手続きを完了させる必要があります(特に低用量ピルの定期便プランではこの「5日前」が締切です。プランごとの詳細は、必ずマイページに記載された各プランの規定を確認してください)。
この期限を過ぎてしまうと、システム上で次回の決済処理が確定してしまい、どうあがいてもキャンセルできなくなってしまいます。
これが「解約させてくれない」という不満に繋がっていますが、実際には「ルール上の期限切れ」であることが多いのです。
「初月無料だと思ったのに高額請求が来た」のからくり
次に多いのが料金に関するトラブルです。
「ピル代0円」という広告を見て申し込んだのに、後から請求が来て驚いたという声です。
これには主に2つの要因があります。
一つ目は「送料」の存在です。
ピル代自体は無料でも、配送にかかる送料(通常550円)は別途発生します。
これは公式サイトの注釈にも書かれていますが、スマホでサッと見ていると見落としがちなポイントです。
二つ目は「2回目以降の価格」と「おまとめプラン」の仕組みです。
初月無料のキャンペーンの多くは、「数ヶ月以上の継続(3回受け取りなど)」を条件としています。
つまり、初回だけタダでもらってすぐに解約することはできず、2回目、3回目は通常価格で購入し続ける契約になっているのです。
これを理解せずに申し込むと、「タダだと思ったのに、高いお金を払わされた!」という感覚になってしまいます。
これは「詐欺」ではなく、定期購入(サブスクリプション)における一般的な契約形態ですが、ユーザー側の確認不足と、企業側の「お得感」を強調しすぎる広告表現のミスマッチが原因と言えるでしょう。
「医師の診療が雑だった」という声について
「診療があっという間に終わった」「事務的で冷たかった」という口コミも見られます。
オンライン診療は、対面診療に比べて時間が短くなる傾向があります。
これは、事前に問診票で詳細な情報を入力しているため、医師はそれを確認するだけで済む部分が多いからです。
効率的でスピーディーなのはメリットでもありますが、親身に相談に乗ってほしいと考えている人にとっては「雑だ」と感じられるかもしれません。
また、画面越しでは微妙なニュアンスや空気感が伝わりづらく、医師の淡々とした口調が冷たく感じられることもあります。
この点について、医師の立場からの見解を先生に伺いました。
監修医のアドバイス
【料金シミュレーション】「無料」の罠を回避!本当の総額はいくら?
「初月無料」という言葉の裏にある、実際のコストを計算してみましょう。
ここを理解しておけば、後で「騙された」と感じることはありません。
メデリピルを賢く利用するために、送料、縛り期間、そしてトータルの支払額をシミュレーションします。

送料550円は「1シート定期便」の罠?おまとめなら「無料」になる
まず知っておくべきは、選択するプランによって「送料」の扱いが大きく変わるという点です。
最も手軽な「1シート定期便」の場合、送料550円(税込)が毎回かかります。
薬代とは別にかかる固定費のため、例えば1年間毎月配送してもらうと、送料だけで 550円 × 12回 = 6,600円 もかかってしまいます。意外と大きな出費ですよね。
しかし、新しく登場した「6シート」「12シート」のおまとめ定期便を選ぶと、この送料が当社負担(無料)になります。
| 配送プラン | 1回あたりの送料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1シート定期便 | 550円 | 毎月送料がかかる |
| 6シートおまとめ | 0円 (無料) | 送料分がお得になる |
| 12シートおまとめ | 0円 (無料) | 送料0円かつ単価も最安 |
このように、長期的に続ける前提であれば、「おまとめ定期便」を選ぶことで、年間数千円単位の送料を節約できます。
ただし、まとめて受け取るということは、初回に支払う金額も大きくなる(数ヶ月分を一括払いする)点には注意が必要です。
「1シート定期便」の3回縛りと最低支払額
次に、キャンペーン適用時の「最低購入回数(縛り)」についてです。
「1シート定期便」で初月無料などの特典を受ける場合、「3シート目受け取りまでは解約不可」という条件があります。
これは、初回を受け取った後にすぐ解約することはできず、2回目、3回目の配送分までは必ず代金を支払わなければならないというルールです。
実際に最低いくらかかるのか計算してみましょう。
- 1シート目: ピル代 0円 + 送料 550円 = 550円
- 2シート目: ピル代 2,970円 + 送料 550円 = 3,520円
- 3シート目: ピル代 2,970円 + 送料 550円 = 3,520円
3シート受け取りまでの支払総額 = 7,590円(税込)
つまり、「無料」の広告を見て申し込んでも、最低でも7,590円の出費は確定するということです。
これを「高い」と感じるか、「3ヶ月分のピル代としては安い」と感じるかは人それぞれですが、少なくとも「0円で試せる」わけではないことは肝に銘じておきましょう。
▼ 12ヶ月続けた場合のプラン別シミュレーション表
※価格は低用量ピルの一例(税込)。キャンペーン内容や処方薬によって変動します。正確な金額は公式サイトでご確認ください。
※おまとめプランの2回目以降の価格は、初回割引適用終了後の価格で計算しています。
| 項目 | 1シート定期便 | 6シートおまとめ | 12シートおまとめ |
|---|---|---|---|
| 配送ペース | 28日周期 | 160日周期 | 320日周期 |
| 送料 | 毎回550円 | 無料 | 無料 |
| 初回(1〜Xシート) | 550円 (1シート目) | 14,108円 (6シート分) | 22,236円 (12シート分) |
| 1シートあたり換算 | 2回目以降3,520 | 2,351円 | 1,853円 (最安) |
| 年間総額の目安 (12シート分) | 39,270円 (初回550+2回目以降3,520×11) | 31,928円 (初回14,108+2回目17,820) | 22,236円 (初回のみで12シート完了) |
結論:1年間続けるなら「12シートおまとめ」が圧倒的に安い
表を見ると一目瞭然ですが、12シートおまとめ定期便(初回)を利用すれば、1シートあたりの単価は1,853円まで下がります。1シート定期便を続けるよりも、年間で約1万7,000円も安くなる計算です。
「副作用が出るか心配だから最初は1シート定期便にして、体に合うと分かったら2回目以降はおまとめプランに変更する」という使い方が最も賢い方法と言えるでしょう。
(※プラン変更はマイページから手続き可能です)
他社オンラインピル・病院処方との年間コスト比較
では、他のサービスや普通の病院と比べるとどうなのでしょうか?
実は、街の産婦人科で処方してもらう場合も、ピル代(約2,500〜3,000円)に加えて、「初診料」や「再診料」がかかります。さらに、通院のための交通費や待ち時間という「見えないコスト」も発生します。
オンライン診療サービス各社(DMMオンラインクリニック、スマルナなど)と比較しても、メデリピルの「12シートおまとめ定期便(単価1,853円)」は業界最安水準の価格設定です。
「1シート定期便」だけを見ると他社より少し割高に感じるかもしれませんが、長期利用のお得さと、LINEで完結する利便性を含めたトータルバランスで選ばれています。
「最安値」を追求するなら、海外輸入代行(非推奨)や一部の格安クリニックもありますが、安全代とサポート代込みで考えれば、メデリピルは決して「ぼったくり」ではありません。
適正価格の範囲内であり、キャンペーンをうまく利用すれば、むしろ相場より安く抑えることも可能です。
LINEで解約・休止・プラン変更する完全手順
ここが最も重要なセクションです。
いざという時に「解約できない!」と焦らないために、正しい解約手順をマスターしておきましょう。
メデリピルは現在、多くの手続きをLINE上で完結できるよう改善を進めています。
具体的な操作フローを解説します。

どこから手続きする?LINEリッチメニューの操作フロー
解約やプラン変更は、すべてメデリピルの公式LINEアカウントにある「リッチメニュー(画面下部のメニュー)」からスタートします。
- リッチメニューの「マイページ」をタップ
まず、LINEのトーク画面下部にあるメニューから「マイページ」を開きます。 - 「定期便の確認・変更」を選択
マイページの中に、現在契約中のプランが表示されているはずです。その詳細画面へ進みます。 - 「解約・キャンセル」または「プラン変更」を選択
画面の指示に従って、解約理由などを選択していきます。
ここで重要なのは、「解約」なのか「休止」なのかを明確にすることです。
「ピルが余っているから来月だけ止めたい」という場合は、解約ではなく「配送スキップ(休止)」が便利です。
解約してしまうと、再開する際にまた初診料がかかったり、キャンペーンが適用されなかったりするデメリットがあります。
筆者の体験談:解約シミュレーション
私がマイページを確認した際、解約理由の選択肢には「経済的な理由」「副作用がつらい」「他社への乗り換え」などが用意されていました。
選択式で進めるので、引き止めにあって電話が長引く…といった対人ストレスがないのは非常に楽だと感じました。
ただし、契約プラン(縛り期間中など)によっては、この画面から解約ボタンが押せないようになっている場合もあります。
その場合は、「お問い合わせ」から個別に連絡が必要になるケースもあるため、画面の表示をよく読むことが大切です。
「次回発送日の何日前まで?」解約期限のデッドライン
解約トラブルの最大の原因は、この「期限」の勘違いです。
メデリピルの規定では、原則として次回発送日の5日前までに変更・解約の手続きを完了しなければなりません(低用量ピルの定期便プランでは、この「5日前」が共通ルールです。その他のプランについても、基本的には同様ですが、詳細はマイページに記載された各プランの規定を確認してください)。
例えば、次回発送日が「4月10日」だとしたら、「4月5日」までには手続きを終えている必要があります。
もし4月6日に連絡しても、4月10日発送分のピルは確定してしまっているため、キャンセルできません。
また、この「5日前」が土日祝日と重なる場合や、年末年始などの長期休暇前は特に注意が必要です。
LINEでの自動手続きなら24時間対応ですが、もし電話やメールでの問い合わせが必要な事態になった場合、休業日だと期限に間に合わない可能性があります。
余裕を持って、次回発送日の10日前くらいを目安に行動することをおすすめします。
もしLINEで解約できないエラーが出た時の「緊急連絡先」
システム障害や、LINEアカウントの連携ミスなどで、どうしてもマイページに入れない、解約ボタンが反応しないというトラブルもゼロではありません。
そんな時のために、緊急連絡先を控えておきましょう。
- お問い合わせフォーム(メール): 公式サイト内にあります。24時間送信可能ですが、返信には数日かかることがあります。
- 電話窓口: 混雑しやすいですが、最終手段として直接話すことができます。電話番号はマイページや公式サイトの「特定商取引法に基づく表記」に記載されています。
もし期限ギリギリでシステムエラーが起きた場合は、その画面のスクリーンショットを撮っておくことを強く推奨します。
「期限内に手続きしようとした証拠」があれば、後日サポートに相談した際に、柔軟に対応してもらえる可能性が高まるからです。
ピル服用への不安を解消!副作用とメンタルケア【医師監修】
「副作用が怖い」「ピルを飲むと太るって本当?」
体のことですから、副作用への不安は尽きないと思います。
特にメンタル面への影響は、公式サイトなどではあまり詳しく触れられていないこともあり、心配な方も多いでしょう。
ここでは、小児科医の先生に監修いただき、ピルの副作用や気分の変化について、医学的に正しい知識をわかりやすくお伝えします。

飲み始めの「吐き気・不正出血」はいつまで続く?
ピルを飲み始めて最初の1〜2ヶ月は、「マイナートラブル」と呼ばれる副作用が出やすい時期です。
代表的なのは、軽い吐き気、頭痛、胸の張り、そして生理ではない時期に出血する「不正出血」です。
これらは、体が外部から入ってきたホルモンに慣れようとしている反応であり、多くの場合は飲み続けているうちに2〜3ヶ月で自然に治まります。
決して「薬が合わない」わけではなく、体が適応しようとしている期間ですので、自己判断で服用を中止せず、まずは様子を見ることが大切です。
もし生活に支障が出るほど辛い場合は、医師に相談して吐き気止めを処方してもらったり、ピルの種類を変更することも可能です。
ピルで「うつになる・イライラする」って本当?
「ピルを飲むと性格が変わる」「鬱っぽくなる」という噂を聞いたことはありませんか?
ホルモンバランスの変化は、確かにメンタルにも影響を与える可能性があります。
しかし、逆にピルによってPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)によるイライラや落ち込みが改善されるケースも非常に多いのです。
監修医の解説
血栓症リスクと「すぐに受診すべき」危険なサイン
ピルの副作用で最も注意すべきなのが「血栓症(けっせんしょう)」です。
血管の中で血が固まって詰まってしまう病気で、確率は非常に低い(1万人あたり数人程度)ですが、命に関わることもあります。
タバコを吸う人、肥満の人、40歳以上の人はリスクが高まるため、ピルの処方ができない場合があります。
また、服用中に以下のような症状が出た場合は、すぐに服用を中止して救急外来を受診してください。
緊急性の高い症状チェックリスト
- Abdominal pain:激しい腹痛
- Chest pain:激しい胸の痛み、息苦しさ
- Headache:激しい頭痛
- Eye problems:見えにくい、視野が欠ける
- Severe leg pain:ふくらはぎの激しい痛み・むくみ(片足だけ痛むことが多い)
これらの知識を持っておくことは、怖がることではなく、自分の身を守るために必要なことです。
適切な知識があれば、万が一の時も冷静に対処できます。
それでもメデリピルが選ばれる3つのメリット(体験談あり)
ここまで厳しい現実やリスクについても触れてきましたが、それでも多くの女性がメデリピルを選んでいるのには明確な理由があります。
実際に利用している筆者が感じる、「ここが良かった!」というポイントを3つ紹介します。
産婦人科に行かなくていい!スキマ時間のLINE診療
最大のメリットは、やはり「病院に行かなくていい」という圧倒的な手軽さです。
仕事が忙しくて平日の日中に病院へ行く時間がない私にとって、休憩時間や帰宅後のスキマ時間にスマホひとつで診療が受けられるのは革命的でした。
待合室で何時間も待たされることも、知り合いに会う心配もありません。
産婦人科の内診台に上がるのが怖い、抵抗があるという方にとっても、問診だけのオンライン診療は心理的なハードルが非常に低いです。
誰にもバレない?配送名変更とプライバシー梱包
実家暮らしの方や、同居のパートナーに知られたくない方にとって、配送物の見た目は死活問題です。
メデリピルから届く箱は、一見するとピルとは全くわからないデザインです。
私が受け取ったときは、可愛らしい紫色の箱で、送り状の品名欄も変更可能でした。
筆者の体験談:実際の梱包
実際に自宅のポストに届いた箱は、厚さ3cmほどのコンパクトなものでした。
依頼主名は「mederi」となっていましたが、品名欄はデフォルトでは「雑貨」や「サプリメント」などに変更できます(申し込み時に選択)。
箱を開けない限り、中身がピルだとは絶対にわかりません。
ポスト投函なので、不在時に再配達の手配をする手間がないのも地味に嬉しいポイントでした。
飲み忘れ防止のアラーム機能と医師への無料相談
ピルは毎日同じ時間に飲むことが重要ですが、ついうっかり忘れてしまうことがあります。
メデリピルのLINE公式アカウントには「服薬管理機能」があり、設定した時間にLINEで通知を送ってくれます。
また、服用中に不安なことがあれば、LINEを通じて医師に無料で再診・相談ができる機能もあります(※プランによる制限や予約が必要な場合があります)。
「売って終わり」ではなく、飲み続けるためのサポート体制が整っている点は、一人で服用を続ける不安を和らげてくれます。
メデリピルがおすすめな人・やめておいた方がいい人
これまでの分析を踏まえて、メデリピルが向いている人と、そうでない人を整理します。
ご自身がどちらに当てはまるか、最終確認してみてください。
おすすめしない人(最安値重視・即日手元に欲しい人)
- 1円でも安く買いたい人: 診察料無料やキャンペーンを含めても、単価だけで見ればもっと安いクリニックや(推奨しませんが)個人輸入には勝てません。
- 今日すぐに飲みたい人: 配送には最短でも1〜2日かかります。アフターピル(緊急避妊薬)など、一刻を争う場合は近くの婦人科に行くべきです。
- 解約縛りが絶対に嫌な人: 初回特典を受けるなら、数ヶ月の継続が前提となります。縛りなしで単発購入したい場合は、割高になるか、他社を検討する必要があります。
おすすめな人(通院時間がない・対面が苦手・サポート重視)
- 忙しくて病院に行く暇がない人: 仕事や学校で忙しい「サトミさん」のような女性には最適です。
- 産婦人科の受診に抵抗がある人: 内診なしで始められるのは大きなメリットです。
- スマホで全て完結させたい人: 予約から問診、決済、解約までLINE中心でできる利便性は他社を一歩リードしています。
- 医師のサポートが欲しい人: 何かあった時に相談できる窓口がある安心感は、個人輸入にはない価値です。
監修医のコメント
まとめ:不安な点はLINEで医師に相談してから始めよう
メデリピルは、「怪しい」と言われるような違法サービスではありません。
しかし、「無料」という言葉の裏にある条件(送料や縛り)や、解約のルールを正しく理解していないと、不満を感じてしまうシステムであることも事実です。
大切なのは、メリットとデメリットの両方を理解した上で、自分にとって「納得できるサービスか」を判断することです。
もし迷っているなら、まずは無料のオンライン診療だけ受けてみてはいかがでしょうか?
薬を処方してもらう前に、医師に不安な点を質問することができます。
「自分に合うピルがあるか」「副作用が心配」といった相談をして、納得できなければその場で処方を断っても構いません(その場合、費用は一切かかりません)。
あなたの体と心を守るために、賢い選択をしてください。
監修医からのメッセージ
最後に、利用前に必ず確認すべきチェックリストを掲載します。
メデリピル利用前の最終チェックリスト
- [ ] 総額の確認: 送料込みで、縛り期間が終わるまでに合計いくらかかるか計算しましたか?
- [ ] スケジュールの確認: 2シート目が届く日や、次回発送日を把握しましたか?
- [ ] 解約ルールの理解: 次回発送日の「5日前」までに連絡が必要であることを理解しましたか?
- [ ] 緊急連絡先の保存: LINEが使えない時の問い合わせ先(電話・メール)をメモしましたか?














