天然葉酸サプリおすすめ5選!後悔しない“無添加・オーガニック”の選び方

初めての妊娠、お腹のなかに新しい命が宿っているとわかったときの喜びは、言葉にできないほど大きいものですよね。
それと同時に、「赤ちゃんのために、自分にできることはなんだろう?」と、少しの不安や責任を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、毎日口にするサプリメント選びは、本当に悩みますよね。
インターネットで検索すれば、「天然葉酸サプリ」や「オーガニック」、「無添加」といった言葉が並びますが、情報が多すぎて「いったい何を信じればいいの?」と途方に暮れてしまう…。
そんな声が、私たちの編集部にたくさん届いています。
結論として、初めての妊娠で葉酸サプリを選ぶなら、生まれてくる赤ちゃんの専門家である先生に監修いただき、安心して選べる天然葉酸サプリの基準と、それを満たすおすすめ製品を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたは情報に振り回されることなく、自信を持って、赤ちゃんとご自身のための大切な一歩を踏み出せるはずです。
この記事でわかること 3点
- 1.監修医が教える、本当に信頼できる天然葉酸サプリの選び方
- 2.「天然」と「合成」葉酸の科学的な違いと、どちらを選ぶべきか
- 3.安全性・無添加・オーガニックにこだわった市販のおすすめサプリ5選
そもそも葉酸はなぜ必要?妊娠前から摂取したい理由を監修医が解説
葉酸サプリの選び方を解説する前に、まずは「なぜ、これほどまでに葉酸が重要視されているのか」という根本的な理由からご説明します。
この大切さを知ることが、あなたのサプリ選びの確かな軸となるはずです。
監修者からのコメント
赤ちゃんの未来を守る、葉酸の重要な役割とは?
監修者からのコメントにもあった「神経管閉鎖障害」。
これは、妊娠の本当に早い時期(妊娠6週末まで)に起こる、脳や脊髄などの中枢神経系の基となる「神経管」がうまく作られないことで発生する先天異常の総称です。
このリスクを大幅に低減する効果が認められているのが、葉酸なのです。
実際に、日本の厚生労働省も、多くの研究結果を基に葉酸の摂取を強く推奨しています。
神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるための、妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、関係各位の御尽力・御協力をお願いする。
出典: 厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」(平成12年12月28日)
葉酸は、細胞の分裂や増殖に不可欠なビタミンB群の一種です。
妊娠初期は、赤ちゃんの色々な器官が作られる非常に重要な時期。この時期に葉酸が不足することなく満たされていることが、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする鍵となります。
いつからいつまで必要?妊活〜授乳期までの摂取期間
「いつから葉酸を飲み始めればいいの?」という疑問も多くいただきます。
結論から言うと、妊娠を計画している段階、つまり妊活中から摂取を始めるのが理想です。
赤ちゃんの神経管が作られるのは、妊娠に気づく前の段階であることも少なくありません。
そのため、厚生労働省は「妊娠の1か月以上前から妊娠3か月まで」の期間、特に葉酸をしっかり摂取することを推奨しています。
もちろん、妊娠3か月を過ぎても葉酸は大切です。
赤ちゃんの成長や、お母さん自身の造血機能をサポートするために、妊娠中・授乳期を通じて継続的に摂取することが望ましいとされています。
葉酸摂取の推奨期間タイムライン

食事だけでは不十分?厚労省がサプリを推奨する理由
「ほうれん草やブロッコリーなど、葉酸が豊富な野菜をたくさん食べれば十分なのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、日々の食事から栄養を摂ることは基本であり、非常に大切です。
しかし、葉酸に関しては、食事からだけでは必要な量を安定的に摂取するのが難しいという側面があります。
その理由は、食品に含まれる葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)は、熱や光に弱く調理過程で失われやすい上、体内での吸収率が約50%と低いことがわかっているからです。
一方で、サプリメントに含まれる葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)は、吸収率が約85%と非常に高いのが特徴です。
こうした理由から、厚生労働省は通常の食事に加えて、サプリメントなどから1日あたり400μg(マイクログラム)の葉酸(モノグルタミン酸型)を摂取することを推奨しているのです。
これは、食事だけで毎日クリアするには、かなりハードルの高い数値と言えるでしょう。
【最重要】後悔しない天然葉酸サプリの選び方7つのポイント

葉酸の重要性をご理解いただいたところで、いよいよこの記事の核となる「天然葉酸サプリの選び方」を解説します。
情報があふれる中で、本当に信頼できる製品を見抜くための7つのポイントを、具体的にお伝えします。
監修者からのコメント
ポイント①:「天然由来」の表記を確認(酵母由来・食品由来)
「天然葉酸」と一口に言っても、その由来はさまざまです。製品を選ぶ際には、どのような原料から作られているかを確認しましょう。
- 酵母由来の葉酸: 酵母(パンやビール作りに使われる微生物)を培養する過程で、葉酸を含ませたもの。栄養素が酵母のなかにバランス良く含まれているのが特徴です。
- 食品由来の葉酸: レモンやアセロラ、ほうれん草といった野菜や果物から直接抽出したもの。
オーガニック認証を受けた原料を使用している製品もあり、より自然な形にこだわりたい方に人気があります。
製品パッケージや公式サイトで、「酵母含有葉酸」「レモン果皮抽出葉酸」といった表記を確認してみてください。
ポイント②:不要な添加物が無添加であること
毎日、長期間にわたって口にするものだからこそ、安全性には徹底的にこだわりたいですよね。
サプリメントには、錠剤を固めたり、品質を安定させたりするために、さまざまな食品添加物が使われていることがあります。
もちろん、国が安全性を認めたものが使用されていますが、妊娠中というデリケートな時期には、できる限り不要なものは避けたいと考えるのが自然です。
【編集者より】
以前、読者の皆様から「どのサプリを選べばいいかわからない」という声を多数いただき、数十種類の葉酸サプリを比較分析したことがあります。
その際に気づいたのは、メーカーの製品に対する姿勢が、成分表示の細部に現れることがある、という点です。 例えば、錠剤を固める賦形剤(ふけいざい)には、植物由来の「結晶セルロース」や、でんぷん由来の「還元麦芽糖水飴」など様々な種類があります。
これらはいずれも国が安全性を認めた一般的な食品添加物であり、どちらが優れているというものではありません。
メーカーがどのような原材料を選択しているかは、その製品の設計思想を知る一つの手がかりになります。
製品の裏にある小さな文字の成分表示をじっくり見比べることで、そのメーカーの姿勢が見えてくることもあります。

これらの添加物が使われていない「無添加」を謳う製品を選ぶと、より安心感が高まります。
ポイント③:信頼できる製造・品質管理(GMP認定工場)
「どこで、どのように作られているか」も、サプリメントの品質を左右する非常に重要なポイントです。
そこで一つの大きな目安となるのが、「GMP(Good Manufacturing Practice)」認定工場で製造されているかどうかです。
GMPとは、原材料の受け入れから製造、出荷までの全工程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。
この認定は、第三者機関による厳しい審査をクリアした工場にしか与えられません。
GMP認定工場で製造されている製品は、品質管理のレベルが高いことの証明であり、安心して選ぶための強力な判断材料となります。
製品のパッケージや公式サイトにGMP認定マークがあるか、ぜひ確認してみてください。
ポイント④:葉酸以外の栄養素もチェック(鉄・カルシウム・ビタミン)
妊娠中は、葉酸以外にも特に必要となる栄養素がたくさんあります。
サプリメントを選ぶ際には、これらの栄養素がバランス良く配合されているかもチェックしましょう。
- 鉄分: 妊娠中は血液量が増えるため、貧血になりやすくなります。赤ちゃんと自分自身のために、十分な鉄分が必要です。
- カルシウム: 赤ちゃんの骨や歯を作るために不可欠な栄養素です。
- ビタミンD: カルシウムの吸収を助けます。
- ビタミンB6、B12: 葉酸とともに、赤血球の形成を助ける働きがあります。
これらの栄養素がオールインワンで摂れる製品を選ぶと、複数のサプリを飲む手間が省け、続けやすさにも繋がります。
ポイント⑤:毎日続けられる価格と形状か
葉酸サプリは、毎日継続して飲むことが何よりも大切です。
そのためには、無理なく続けられる価格であることも重要な選択基準になります。
1袋あたりの価格だけでなく、「1日あたりのコスト」を計算してみるのがおすすめです。
高品質なものは価格も高くなる傾向がありますが、定期購入割引などを利用することでお得に続けられるケースもあります。
また、意外と見落としがちなのが「飲みやすさ」です。
- 錠剤の大きさは適切か
- 一度に飲む粒数は多すぎないか
- 匂いや味は気にならないか
つわりなどで敏感になっている時期でも、ストレスなく飲めるかどうかは非常に重要です。
公式サイトの情報だけでなく、実際に利用した人の口コミなども参考にしてみましょう。
ポイント⑥:アレルギー成分は含まれていないか
アレルギー体質の方は、原材料を必ずチェックしましょう。
食品表示法で表示が義務付けられている「特定原材料」と、表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの」が含まれていないか、しっかりと確認することが大切です。
2025年4月から「くるみ」が義務表示に追加されるなど、制度は変更されています。
最新の情報を確認しましょう。
▼アレルギー表示対象の28品目
分類 | 品目数 | 品目 |
---|---|---|
表示義務(特定原材料) | 8品目 | えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳 |
表示推奨(特定原材料に準ずるもの) | 20品目 | アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン |
ポイント⑦:情報開示の透明性
最後に、そのメーカーが消費者に対してどれだけ誠実であるかを見極めるポイントとして、「情報開示の透明性」が挙げられます。
信頼できるメーカーは、使用している原材料の原産国や、最終的に製品が加工された国を公式サイトなどで積極的に公開している傾向があります。
また、放射能検査や残留農薬検査の結果を公開しているメーカーもあり、安全性への強いこだわりが感じられます。
消費者の不安に寄り添い、真摯に情報を提供しようとする姿勢は、製品の信頼性を測る上で非常に重要な指標となると考えています。
天然葉酸サプリ選び方チェックリスト
チェック項目 | 確認するポイント | あなたのチェック |
---|---|---|
① 天然由来か | 酵母由来、食品由来(オーガニックなど)の表記があるか | □ |
② 無添加か | 香料、着色料、保存料など不要な添加物が使われていないか | □ |
③ 品質の高さ | GMP認定工場で製造されているか | □ |
④ 栄養バランス | 鉄、カルシウム、ビタミンなど必要な栄養素も含まれるか | □ |
⑤ 継続しやすさ | 1日あたりの価格は無理がないか、錠剤は飲みやすいか | □ |
⑥ アレルギー | 自分のアレルギー物質が含まれていないか | □ |
⑦ 情報の透明性 | 原材料の原産国や各種検査結果が開示されているか | □ |
「天然葉酸」と「合成葉酸」どっちを選ぶべき?科学的な違いと選び方の視点
サプリ選びを進めていると、必ず突き当たるのが「天然葉酸と合成葉酸、結局どちらを選べばいいの?」という大きな疑問だと思います。
ここでは、両者の科学的な違いを中立的な立場で解説し、あなたが納得して選ぶためのお手伝いをします。
吸収率と体内での働き方の違い
「天然」と「合成」の最も大きな違いは、その化学構造と、それによって生まれる体内での吸収率にあります。
- 天然葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)
- 食品の中に自然に存在する形の葉酸です。複数のグルタミン酸が繋がった複雑な構造をしています。
- このままでは体内に吸収できないため、小腸で「モノグルタミン酸型」に分解される必要があります。この分解プロセスを経るため、体内での吸収率は約50%にとどまります。
- 合成葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)
- サプリメント用に作られた、グルタミン酸が一つだけのシンプルな構造をしています。
- 体内で分解する必要がなく、そのまま吸収できるため、吸収率は約85%と非常に高いのが特徴です。
天然葉酸と合成葉酸の体内吸収率比較

安全性と過剰摂取リスクの違い
吸収率の高さは合成葉酸のメリットですが、一方で過剰摂取には注意が必要です。
体内で使われなかった合成葉酸は、そのままの形で血中に残りやすいという報告があります。
そのため、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」において、サプリメントなどからの葉酸(モノグルタミン酸型)の耐容上限量(たいようじょうげんりょう)と定めています。
一方、天然葉酸(ポリグルタミン酸型)は、体内に蓄積されにくく、余分な量は尿として排出されやすいと考えられています。
そのため、食品からの摂取に関しては、基本的に過剰摂取のリスクは低いとされています。
【結論】結局、どちらを選ぶべき?
ここまで読むと、「じゃあ、一体どちらを選べばいいの?」とさらに悩んでしまうかもしれません。
結論としては、どちらか一方が絶対的に優れているわけではなく、あなたの価値観や何を重視するかによって最適な選択は異なります。
厚生労働省が神経管閉鎖障害のリスク低減効果の根拠とし、サプリメントでの摂取を推奨しているのは、数多くの科学的研究で有効性が確認されている「モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸)」です。
その理由は、体内での吸収率が約85%と非常に高く、効率的に必要な量を摂取できるからです。
科学的エビデンスと効率性を最優先するならば、モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸)を選ぶのが合理的な判断と言えるでしょう。
一方で、「いくら効率が良くても、化学的に合成されたものではなく、できるだけ食品に近い自然な形で栄養を摂りたい」と考える方もたくさんいらっしゃいます。
そうした自然由来であることの安心感や、食の哲学を大切にしたい方にとっては、「ポリグルタミン酸型葉酸(天然葉酸)」が心から納得して飲める選択肢となります。
▼あなたの価値観は?「天然」と「合成」の選び方
天然葉酸(ポリグルタミン酸型) | 合成葉酸(モノグルタミン酸型) | |
---|---|---|
メリット | ・食品に近い自然な形 ・体内に蓄積されにくい | ・吸収率が非常に高い(約85%) ・リスク低減効果の科学的エビデンスが豊富 ・効率的に必要量を摂取できる |
デメリット | ・吸収率が低い(約50%) ・十分なエビデンスが限定的 ・価格が比較的高価になりやすい | ・過剰摂取のリスクに注意が必要 ・製品によっては添加物が多い場合も |
こんな方に | 自然・食品由来という価値観を重視したい方 | 科学的根拠と効率性を重視したい方 |
監修者からのコメント
【2025年版】市販で買える!天然葉酸サプリおすすめ5選を徹底比較
ここまでの「選び方」と「天然・合成の違い」を踏まえて、いよいよ具体的なおすすめ製品をご紹介します。
【編集者の体験談】
かつて読者の皆様から「情報が多すぎて選べない」という切実な声をいただき、信頼できる専門家とタッグを組んで徹底比較記事を立ち上げた経験があります。今回ご紹介する5つの製品は、その時の知見を基に、私が改めて数十種類のサプリの成分、製造方法、添加物の有無、口コミを徹底的に調査し、「もし自分の家族や友人にすすめるなら」という視点で、自信をもっておすすめできるものだけを厳選しました。
比較のポイントと商品一覧表
まずは、今回ご紹介する5つの天然葉酸サプリの全体像がわかるように、一覧表にまとめました。スマートフォンの方は、表を横にスクロールしてご覧ください。
おすすめ天然葉酸サプリ5選 総合比較表
▼比較表を見る
商品画像 | 商品名 | 特徴 | 葉酸の種類・量 | 無添加項目 | GMP認定 | 価格/日(目安) |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ベルタプレリズム | 産婦人科医推奨No.1(※1)。妊活から授乳期までをトータルサポート。 | 酵母葉酸+ / 400μg | 13項目 | ◯ | 約133円 (定期2回目以降) |
![]() | mitas (ミタス) | 不妊治療専門医監修。温活成分も配合し、特に妊活期に特化。 | モノグルタミン酸型 / 400μg | 8項目(※2) | ◯ | 約179円 (定期2回目以降) |
![]() | はぐくみ葉酸 | オーガニックレモン由来。自然派志向の方に人気。 | レモン皮エキス / 500μg(※2) | 10項目以上(※2) | ◯(※2) | 約133円 (定期2回目以降) |
![]() | マカナ (makana) | 「日本産マカ」を100%使用。その他、金時ショウガやルイボスティーエキスなど、体を温める成分も含まれています | モノグルタミン酸型 / 400μg | 13項目 | ◯ | 約199円 (定期2回目以降) |
![]() | ママニック | 効率を重視し合成葉酸を採用。栄養バランスと安全性も追求。 | モノグルタミン酸型 / 400μg | 8項目 | ◯ | 約126円 (定期2回目以降) |
(※1) 特定のマーケティング会社による2020年のサイト比較イメージ調査(対象:産婦人科医1002名)に基づくものであり、医学的な有効性を保証するものではありません。
(※2) 含有量や項目数、認定の有無については、公式サイトで最新の情報をご確認ください。
【安全性&信頼性で選ぶなら】王道のおすすめ2選
ベルタプレリズム
産婦人科が推奨する葉酸サプリNo.1にも選ばれた実績を持つ、まさに王道とも言えるサプリメントです。
酵母葉酸に加えて、吸収率の高いモノグルタミン酸型葉酸もバランス良く配合。
葉酸以外にも鉄分、カルシウム、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、国産野菜など、妊娠中に必要な栄養素がこれ一つで網羅できるのが最大の魅力です。
妊活期から授乳期まで、長期間にわたって安心して頼れるパートナーとなります。
mitas (ミタス)
不妊治療の専門医が監修し、特に「これから妊娠したい」と考える妊活期の方に特化したサプリメントです。
科学的根拠に基づき、吸収効率の高い「モノグルタミン酸型葉酸」を400μg配合。
基本的な栄養素に加え、和漢素材である高麗人参といった「温活」をサポートする成分が配合されているのがユニークな点です。
専門家と共に、効率的な身体づくりを目指したい方に特におすすめです。
【オーガニック&無添加を極めたいなら】こだわり派におすすめ2選
はぐくみ葉酸
「とにかく自然なものにこだわりたい」という方に、絶大な支持を得ているのが「はぐくみ葉酸」です。
最大の特徴は、オーガニックレモンの皮から抽出した食品由来の葉酸を使用していること。
もちろん、香料や着色料、保存料などは一切不使用で、GMP認定工場で製造されているなど、品質管理も徹底されています。
自然の恵みをそのまま届けたいというメーカーの想いが伝わってくるような製品です。
マカナ (makana)
妊活専門の管理栄養士が開発した、オールインワンサプリです。
最大の特徴は、葉酸だけでなく日本産マカをはじめとする90種類以上の豊富な栄養素が、これ一つで摂取できること。
女性だけでなく、男性のコンディションをサポートする栄養素もバランス良く配合されており、ご夫婦で一緒に取り組みたい方に最適です。
成分の質と網羅性にとことんこだわりたい、というご夫婦に選ばれています。
【コスパ重視で続けたいなら】はじめやすいおすすめ1選
ママニック
効率を重視し、厚生労働省が推奨する吸収率の高い「モノグルタミン酸型葉酸」を採用しているのが「ママニック」です。
科学的根拠を重視しつつ、鉄分やカルシウム、ビタミン、アミノ酸など40種類以上の栄養素をバランス良く配合。
それでいて、定期購入などを利用すれば1日あたりのコストを抑えることが可能です。
品質と価格のバランスが非常に良く、無理なく継続したいと考える方に最適な選択肢の一つです。
天然葉酸サプリに関するよくある質問(FAQ)

最後に、天然葉酸サプリに関して、読者の皆様からよく寄せられる質問にお答えします。
監修者からのコメント
「初めての妊娠・出産は、分からないことだらけで当然です。サプリメントについても色々と不安に思うお気持ちはよく分かります。ここでよくいただく質問にお答えしますので、少しでも皆さんの安心材料になれば嬉しいです。」
Q. 飲むタイミングはいつが効果的?
A. 葉酸サプリは医薬品ではないため、基本的にいつ飲んでも構いません。大切なのは、毎日忘れずに継続することです。
朝食後や就寝前など、ご自身の生活リズムに合わせて飲みやすい時間を決めて、習慣にするのがおすすめです。
Q. つわりで辛い時でも飲んだほうがいい?
A. つわりが辛い時期は、無理をする必要はありません。
体調が良い時に飲む、錠剤を割って飲むなど、工夫してみましょう。どうしても難しい場合は、一時的にお休みしても大丈夫です。
ただし、妊娠初期は特に葉酸が重要な時期なので、かかりつけの医師に相談し、ゼリータイプなど他の形状のサプリを試すのも一つの方法です。
Q. 薬と一緒に飲んでも大丈夫?
A. 葉酸はビタミンの一種なので、基本的には問題ないとされています。
しかし、治療中の病気がある方や、何らかの医薬品を服用している方は、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談してから飲むようにしてください。
Q. 男性も飲んだほうがいいの?
A. はい、男性にもおすすめです。葉酸は、精子の質にも関わると言われています。
また、細胞の生産や再生を助ける働きは、性別を問わず健康維持に役立ちます。
赤ちゃんを迎える準備として、ご夫婦で一緒に飲むのも素晴らしいですね。
Q.「オーガニック天然葉酸」とは何が違うの?
A. 「オーガニック天然葉酸」とは、天然葉酸の中でも、農薬や化学肥料を使わずに有機栽培された原料(レモンやアセロラなど)から抽出された葉酸を指します。
より自然で安全なものにこだわりたい、というニーズに応える製品です。この記事で紹介した「はぐくみ葉酸」などが、これに該当します。
まとめ:信頼できる天然葉酸サプリで、赤ちゃんと自分の未来を育もう
今回は、数ある情報の中から本当に信頼できる天然葉酸サプリを見つけるために、その必要性から、科学的な違い、具体的な選び方のポイント、そしておすすめの製品までを詳しく解説してきました。
たくさんの情報に触れて、少し頭が疲れてしまったかもしれませんね。
最後に、大切なポイントだけをもう一度おさらいしましょう。
- 葉酸は、赤ちゃんの先天的なリスクを減らすために、妊娠前から授乳期まで不可欠な栄養素。
- 「天然」と「合成」にはそれぞれメリットがあり、自分の価値観に合った方を選ぶことが大切。
- サプリを選ぶ際は、言葉のイメージだけでなく、7つのポイントで品質をしっかり見極める。
この記事が、あなたの不安を少しでも和らげ、自信を持ってサプリ選びをするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
あなたに合った天然葉酸サプリを見つける最終チェックリスト
チェック項目 | 確認するポイント |
---|---|
① 天然由来か | 酵母由来、食品由来(オーガニックなど)の表記があるか |
② 無添加か | 香料、着色料、保存料など不要な添加物が使われていないか |
③ 品質の高さ | GMP認定工場で製造されているか |
④ 栄養バランス | 鉄、カルシウム、ビタミンなど必要な栄養素も含まれるか |
⑤ 継続しやすさ | 1日あたりの価格は無理がないか、錠剤は飲みやすいか |
⑥ アレルギー | 自分のアレルギー物質が含まれていないか |
⑦ 情報の透明性 | 原材料の原産国や各種検査結果が開示されているか |
監修者からの最後のアドバイス
あなたの価値観に合ったサプリは見つかりましたか?
気になった製品があったら、ぜひ公式サイトで詳細を確認してみてください。