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アフターピルの避妊率は何時間で下がる?72・120時間の成功率と入手法【医師監修】

アフターピルは今からでも間に合うのかをテーマに、服用までの時間と避妊成功率の関係を解説するアイキャッチ画像。72時間・120時間の目安と最短入手の重要性を示唆している。

避妊に失敗したかもしれないという不安の中にいるあなたへ。結論からお伝えすると、アフターピル(緊急避妊薬)の効果は「服用までの時間」に最も左右されます。

一般的に「72時間(3日)」以内であれば、本来起こり得た妊娠の約 85% を阻止できるとされています。

24時間以内に服用できれば、その効果はさらに高まります。また、もし72時間を過ぎてしまっても、120時間(5日)以内であれば有効な薬剤の選択肢が残されています。

この記事では、メディカルコンテンツ編集部が、地域医療の最前線で活躍する医師監修のもと、最新の指針に基づいた正確な成功率や、最短で薬を入手するためのステップを解説します。

アフターピルの時間別・避妊成功率まとめ【24h/72h/120h】

アフターピルの効果は、性交渉から服用までの時間が短いほど最大化されます。これは、アフターピルが「排卵を遅らせること」を主目的としているため、排卵が起こる前に成分が体内に吸収される必要があるからです。

このセクションでは、医学的エビデンスに基づいた経過時間ごとの数値を詳しく見ていきます。

【結論】服用が早いほど「妊娠阻止率」は高まる

アフターピルの効果を示す指標には、本来妊娠するはずだった人のうち何割を防げたかを示す「妊娠阻止率」が使われます。

厚生労働省の資料等によると、日本で一般的なレボノルゲストレル(LNG)錠の場合、性交渉後72時間以内の服用で阻止率は約 85% です。これが24時間以内であれば約 95% まで高まります。

性交後からアフターピル服用までの経過時間と妊娠阻止率の一般的な推移を示したグラフ。24時間以内は高い成功率が示され、72時間以降は効果が低下する傾向を表している。

一方で、服用者のうち妊娠しなかった人の割合(避妊成功率)で見ると、約 97〜99% という高い数値になりますが、これは「元々妊娠しにくい時期だった人」も含まれた数字です。

過信せず「100%ではない」と理解することが重要です。

72時間以内(レボノルゲストレル)の有効性

国内で第一選択薬となる「レボノルゲストレル(ノルレボ等)」は、72時間以内の服用が原則です。

阻止率は全体で約 85% ですが、服用が遅れて48〜72時間になると、阻止率は約 58% まで低下するというデータもあります。

「3日以内ならいつでも同じ」ではなく、「今すぐ」の受診が成功の鍵を握ります。

120時間以内(ウリプリスタール)の有効性

72時間を過ぎてしまった場合の有力な選択肢が、海外で普及している「ウリプリスタール酢酸エステル(エラ等)」です。

120時間(5日)以内まで有効性が確認されており、72時間を超えたケースではLNG錠よりも高い阻止効果を発揮します。

ただし、エラであっても「早いほど効果が高い」ことに変わりはありません。5日目ギリギリまで待つのではなく、気づいた時点で速やかに服用することが推奨されます。

「避妊できた割合」の正しい捉え方

「99%防げる」という言葉を「ほぼ100%確実」と誤認してはいけません。適切に服用しても数%の確率で妊娠するケースは報告されています。

アフターピルはあくまで「緊急用」であり、服用後も生理が来るまでは、妊娠の可能性がゼロではないことを念頭に置いておきましょう。

監修者のアドバイス

「統計上の数値はあくまで集団の平均です。ご自身の排卵周期や体調によっては、72時間以内であってもリスクは残ります。数値を過信して安心するのではなく、服用から3週間後に妊娠検査薬で最終確認を行うまでをセットで考えてください。迷っている1時間が、将来の選択肢を狭めてしまうかもしれません。」

アフターピルの種類と選び方|あなたに最適な薬はどれ?

アフターピルには、今の状況(性交渉から何時間経っているか)や体質に合わせて選ぶべき複数の種類があります。

日本で最も一般的な「ノルレボ(レボノルゲストレル)」

2011年に国内承認された、安全性の高い薬剤です。黄体ホルモンを一時的に補うことで排卵を抑制します。ジェネリック医薬品も普及しており、72時間以内の服用において標準的な選択肢となります。

120時間まで有効な「エラ(ウリプリスタール)」

米国FDA等で承認されている世界基準の薬剤です。日本では未承認薬ですが、オンライン診療等で医師の裁量により処方されています。120時間対応という時間の猶予に加え、排卵直前(LHサージ直前)でも排卵抑制効果を維持できるという強みがあります。

アフターピルの主な2種類(レボノルゲストレル系とウリプリスタール系)を、有効時間、適したケース、特徴、入手方法の観点で比較した図。72時間対応と120時間対応の違いを示している。

費用を抑えたい場合の「ジェネリック医薬品」

レボノルゲストレルの後発品を選択することで、成分・効果はそのままに費用を抑えることが可能です。自由診療のため、予算に合わせて医師に相談してみてください。

▼アフターピル主要 2 種の徹底比較表

項目レボノルゲストレル(ノルレボ等)ウリプリスタール(エラ等)
有効時間性交渉後 72時間 以内性交渉後 120時間 以内
妊娠阻止率全体で約 85%(早いほど高まる)120hまで高い効果を維持
国内承認承認済み未承認(医師による輸入)
備考48〜72hで効果が低下しやすい体重が重めの方にも推奨

避妊に失敗する原因と「飲んでも妊娠する」ケース

アフターピル服用後に妊娠が判明するケースには、排卵のタイミングや個人の体格が関係していることがあります。

すでに「排卵」が終わっていた場合のリスク

アフターピルは排卵を「遅らせる」薬です。服用した時点で既に卵子が排出され、精子と出会ってしまっている場合、効果は著しく低下します。

ただし、受精卵の着床を妨げる可能性もゼロではないため、どのようなタイミングでも服用すべきです。

服用後 2 時間以内の「嘔吐」による成分流出

副作用の吐き気で2時間以内に吐いてしまった場合、薬が吸収されていない恐れがあります。

監修者のコメント

「もし2時間以内に吐いてしまったら、追加でもう1錠服用する必要があります。不安な方は、あらかじめ吐き気止めを併用して服用することをお勧めします。市販の吐き気止めとの併用も基本的に問題ありません。」

肥満(BMI 25〜30以上)が有効性に与える影響

最新の研究では、体重やBMIがアフターピルの効果を減衰させることが分かってきました。

特にレボノルゲストレル(LNG)は、BMIが25を超えると効果が落ち始め、BMI 30以上(肥満)では標準体重の方に比べ妊娠リスクが約 4倍 になるとの報告があります。体格が大きい方には、効果が落ちにくい「エラ(ウリプリスタール)」や、より確実な方法として「銅IUD(子宮内避妊具)」の緊急挿入が推奨される場合があります。

【緊急時】アフターピルを最短で入手する 2 つの方法

緊急避妊において、最も避けるべきは「時間切れ」です。

スマホで完結「オンライン診療」のメリットと即日発送

最短で薬を手に入れるなら、スマホ一つで完結するオンライン診療が便利です。

おすすめオンライン診療サービスのご紹介

サービス名特徴配送スピード
メデリピル120時間対応ピルが8,950円〜。東京23区内なら「当日お届けプラン」もあり。最短翌日(23区当日可)
スマルナ24時間受付。アプリ内で助産師や薬剤師への無料相談が可能。最短翌日
エニピル予約不要。問診後30分以内に電話診療が始まるスピード対応。最短翌日

夜間・休日に駆け込める「産婦人科・急病診療所」

その場で服用したい場合は、対面受診が必要です。自治体の「休日夜間急病診療所」や、アフターピル対応を明記している産婦人科をすぐに検索してください。

アフターピルをできるだけ早く入手するための判断フローチャート。現在地や時間帯に応じて、オンライン診療または近隣の産婦人科・救急外来を選択し、最短で服用する流れを示している。

服用後の体調変化と副作用への備え

アフターピルを服用した後は、「本当に効果があったのか」「体に悪い影響はないか」と、期待と不安が入り混じった状態になる方が少なくありません。

体内で一時的にホルモンバランスが急激に変化するため、数日間は心身に特有の変化が起こることがあります。

このセクションでは、服用後に起こりうる一時的な不調や、避妊が成功したことを知るための「サイン」について詳しく解説します。

あらかじめ体調の変化を予測しておくことで、パニックを防ぎ、冷静に次のステップへ進めるようになります。

主な副作用と「消退出血」のサイン

アフターピルの副作用として代表的なものは、吐き気、頭痛、倦怠感、下腹部痛などです。これらは通常、服用から24時間以内にピークを迎え、次第に軽快していきます。

日常生活に支障をきたすほど重篤化することは稀ですので、まずは安静にして様子を見ましょう。

また、避妊成功の大きな目安となるのが「消退出血(しょうたいしゅっけつ)」です。服用から早ければ数日、遅くとも 2週間以内 に起こる、生理よりも少量の出血を指します。

ただし、この出血がなくても避妊に成功しているケースは多いため、出血の有無だけで一喜一憂する必要はありません。

いつから妊娠検査薬で判定できるか?

最も確実な判定方法は、「服用から 3週間後 」に市販の妊娠検査薬を使用することです。あるいは、本来予定されていた生理の日から 1週間 が経過したタイミングでも判定が可能です。

不安のあまり、服用後数日で検査を行う方もいますが、着床から一定期間が経過して「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが分泌されない限り、正しい結果は得られません。

それまでは仮に生理のような出血があったとしても、医学的な鉄則として、3週間後 の最終確認を必ずセットで行ってください。

費用相場と保険適用のルール

原則「自由診療」のため、クリニックにより価格は異なります。

  • 国内正規品(LNG):10,000円〜15,000円
  • エラ(120h対応):9,000円〜18,000円

監修者のアドバイス

「費用を理由に服用を遅らせることは、望まない妊娠による身体的・経済的リスクを数倍に高めます。後払い決済が可能なオンライン診療などを活用し、まずは『時間内での服用』を最優先してください。」

まとめ:1 時間でも早い服用があなたの未来を守る

アフターピルは、あなたの未来を守る「最後のセーフティネット」です。阻止率は85%〜95%と高いですが、100%ではないからこそ、1分1秒でも早く飲むことが重要です。

監修者からのメッセージ

「アフターピルを求めることは、自分自身を大切にしようとする誠実な行動です。一人で悩み、検索を繰り返す時間はリスクを高めるだけ。私たち医療者はあなたの味方です。今、できる最善の選択をしてください。」

アフターピル入手前 最終チェックリスト

  • [ ] 最後の性交渉から何時間経過しているか?(72h以内か120h以内か)
  • [ ] BMI(体重÷身長m÷身長m)は25を超えていないか?(超える場合はエラを検討)
  • [ ] オンライン診療または病院の場所を確認したか?

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[メデリピル 公式サイト] / [スマルナ 公式サイト] / [エニピル 公式サイト]

参考文献・リンク

この記事の監修者

  • 平成16年
    愛知医科大学医学部卒業、愛知医科大学病院 卒後臨床研修医
  • 平成18年
    愛知医科大学病院 小児科入局
  • 平成23年
    愛知医科大学小児科 助教
  • 平成25年
    医療法人和幸会 阪奈中央病院勤務(小児科)
  • 平成29年
    たけつな小児科クリニック開院
  • 日本小児科学会(専門医/指導医)
  • 日本外来小児科学会
  • 日本小児科医会(地域総合小児医療認定医)
  • 日本小児神経学会
  • 日本頭痛学会

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