妊活に亜鉛・葉酸サプリおすすめ5選|夫婦で始める選び方と役割【医師監修】

結論: 妊活を考え始めたら、ご夫婦にとって最適な「亜鉛・葉酸サプリ」を選ぶことが、未来の赤ちゃんを迎えるための大切な第一歩です。
この記事では、専門家監修のもと、数ある情報の中から本当に信頼できるサプリの選び方と、妊活における栄養素の役割を分かりやすく解説します。
私たち編集部にも、妊活・育児を経験したスタッフがおります。その経験から、どの情報を信じれば良いか分からず不安になる気持ちがよく分かります。
だからこそ、この記事では根拠が明確で、信頼できる情報だけを厳選してお届けします。
この記事でわかること 3点
- なぜ妊活に「葉酸」と「亜鉛」が夫婦で必要なのかがわかる
- 専門家が教える、後悔しないサプリ選びの5つの重要ポイント
- 目的別に厳選した、おすすめの亜鉛・葉酸サプリ5選と比較
そもそも妊活に亜鉛と葉酸はなぜ必要?夫婦で知りたい基本
「妊活には葉酸が良い、というのはなんとなく聞いたことがあるけれど、どうして亜鉛も必要なの?」「それに、女性だけじゃなく男性も飲むべきって本当?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
このセクションでは、妊活における葉酸と亜鉛という2つの重要な栄養素が、女性と男性のそれぞれにとって、どのような役割を果たしているのかを分かりやすく解説します。
なぜこれらが「夫婦で摂るべき栄養素」と言われるのか、その理由をしっかり理解することから始めましょう。
【女性向け】葉酸が赤ちゃんの先天性リスクを低減する
妊活において、葉酸サプリの最も重要な効果は、赤ちゃんの先天性リスクを大幅に低減することであり、科学的にその有効性が認められています。
特に重要なのが、「神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)」の発症リスクを減らす働きです。神経管は、赤ちゃんの脳や脊髄(せきずい)といった中枢神経系のもとになる非常に大切な器官で、妊娠のごく初期(妊娠6週末まで)に形成されます。
この時期に葉酸が不足していると、神経管がうまく作られず、無脳症や二分脊椎(にぶんせきつい)といった障害につながる可能性があるのです。
重要なのは、この神経管が作られる時期は、多くの女性がまだ妊娠に気づかないか、気づいたばかりのタイミングであるという点です。
そのため、妊娠が判明してから慌てて葉酸を摂り始めるのではなく、妊娠を計画している段階から十分に摂取しておくことが、厚生労働省からも強く推奨されています。
厚生労働省の報告
妊娠可能な年齢の女性が、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、主に食事からの葉酸摂取に加え、いわゆる栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂取することによって、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できるという報告があることから、この時期の女性は、通常の食事からの葉酸摂取に加えて、サプリメント等で400μg/日の葉酸を摂取することが望まれます。
また、サプリメントで摂取する葉酸には種類があります。厚生労働省が推奨しているのは「モノグルタミン酸型葉酸」と呼ばれる合成の葉酸です。
これは、ほうれん草などの食品に含まれる天然の葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)に比べて、体内での吸収率が約2倍も高いことが分かっています。
効率よく必要な量を摂取するためにも、サプリメントを選ぶ際にはこの「モノグルタミン酸型葉酸」が使われているかを確認することが大切です。
監修者のコメント
「未来の赤ちゃんが健やかに育つためには、お母さんのお腹の中にいる間の環境が非常に重要です。特に、体の重要な部分が作られる妊娠初期は、必要な栄養素が満たされていることが理想です。神経管閉鎖障害は、妊娠に気づく前の行動がリスクを左右する数少ない先天異常の一つです。だからこそ、お母さんになろうと決めたその日から、葉酸を意識的に摂取することは、赤ちゃんへの最初の素晴らしいプレゼントになると考えています。」
【女性向け】亜鉛が女性ホルモンの働きをサポートする
葉酸と並んで、妊活中の女性にとって重要なミネラルが亜鉛です。亜鉛は、体内の様々な酵素の働きを助け、細胞分裂や新陳代謝をサポートする必須ミネラルですが、特に女性の生殖機能において大切な役割を担っています。
その一つが、女性ホルモンの働きをサポートすることです。亜鉛は、卵巣に働きかけて、卵胞の発育や排卵を促すホルモンバランスを整える手助けをします。
ホルモンバランスが整うことは、規則的な月経周期や質の良い排卵につながるため、妊娠しやすい体づくりの基礎となります。
さらに、亜鉛は卵子の成熟にも関与しているといわれています。卵子が成熟する過程で、正常な細胞分裂を繰り返す必要がありますが、亜鉛はこの細胞分裂をサポートする役割を持っています。
質の良い卵子が育つことは、受精・着床の成功率を高める上で非常に重要です。
もし亜鉛が不足すると、ホルモンバランスの乱れや、卵子の質への影響などが懸念されます。亜鉛は体内で作り出すことができず、汗などでも失われやすいため、意識的に摂取する必要がある栄養素なのです。
【男性向け】亜鉛が力強い精子のコンディションを支える
妊活は、もはや女性だけのものではありません。「男性妊活」という言葉も一般的になり、パートナーである男性が自身の体と向き合うことの重要性が広く認識されるようになりました。その男性妊活において、最も重要とされる栄養素が亜鉛です。
亜鉛は「性のミネラル」とも呼ばれるほど、男性の生殖機能と深く関わっています。特に、精子の生成とコンディション維持において不可欠な役割を果たします。
- 精子の生成をサポート: 亜鉛は、精子を作る精巣に高濃度で存在しており、精子そのものの形成に直接関わっています。亜鉛が不足すると、精子の数が減少したり、奇形率が上がったりする可能性が指摘されています。
- 精子の運動率を向上: 精子には、卵子までたどり着くための活発な運動能力が必要です。亜鉛は、この精子の運動エネルギーを作り出す働きを助け、運動率を高めることにも貢献します。
つまり、亜鉛を十分に摂取することは、精子の「数」「質」「運動能力」という、妊娠の成立に欠かせない3つの要素すべてを良好な状態に保つために役立つのです。
パートナーである女性が食事や葉酸摂取に気を配っているように、男性も葉酸や亜鉛を積極的に摂取することで、夫婦一体となって妊活に取り組むことができます。
お互いの体を思いやり、協力し合う体制が、精神的な支えとなり、ポジティブな結果へとつながっていくはずです。

【後悔しない】亜鉛・葉酸サプリの選び方5つの重要ポイント
亜鉛と葉酸が妊活に重要であることはご理解いただけたかと思います。しかし、いざサプリを選ぼうとすると、「種類が多すぎて、何を基準に選べばいいのか分からない」という壁にぶつかってしまいますよね。
このセクションは、そんな情報過多で悩むあなたが、本当に信頼できて、自分に合ったサプリを見つけるための具体的な選び方を解説する、この記事の最も重要な部分です。
以下の5つのポイントを一つずつ確認すれば、もうサプリ選びで迷うことはありません。
ポイント①:必要な成分量が含まれているか確認する
サプリメントは、含まれている栄養素の種類だけでなく、その「量」が非常に重要です。妊活を目的とする場合、以下の量を基準に選ぶようにしましょう。
- 葉酸:400μg
- 亜鉛:10mg 前後
まず、葉酸の400μg(マイクログラム)という数値は、先ほども触れた通り、厚生労働省が神経管閉鎖障害のリスク低減のために、食事とは別にサプリメントからの摂取を推奨している量です。
市場に出回っている葉酸サプリの多くはこの基準を満たしていますが、購入前には必ず栄養成分表示を確認する習慣をつけましょう。
次に、亜鉛ですが、成人女性の1日の推奨量は8mg、成人男性は11mgとされています。ただし、これらはあくまで推奨量であり、通常の食事で不足しがちな分を補うことを考えると、サプリメントからは10mg前後を摂取できるものが一つの目安となります。
製品によって配合量は様々ですが、まずはこの数値を基準に比較検討すると良いでしょう。
これらの数値は、厚生労働省が日本人の栄養摂取の基準として定めている「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に基づいています。科学的根拠のある数値を基準に選ぶことが、安心への第一歩です。
ポイント②:安全性への配慮がされているか(添加物・製造工場)
デリケートな時期に毎日口にするものだからこそ、安全性には徹底的にこだわりたいですよね。サプリメントの安全性を見極める上で、特に注目してほしいのが「不要な添加物の有無」と「製造工場の品質管理体制」です。
まず、添加物についてです。サプリメントの錠剤を固めたり、品質を安定させたりするために、最低限の添加物は必要になることがあります。しかし、中には香料、着色料、人工甘味料、保存料といった、本来は必ずしも必要ではない添加物が含まれている製品もあります。
これらが体に与える影響はゼロとは言い切れません。できる限り、こういった不要な添加物が使われていない、シンプルな処方の製品を選びましょう。
次に、製造工場の品質管理体制です。ここで一つの大きな信頼の証となるのが「GMP認定工場」で製造されているかという点です。
GMP (Good Manufacturing Practice) とは?
原材料の受け入れから製造、出荷までの全工程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。
ここで知っておきたいのは、医薬品の製造においてGMPは法律で義務付けられていますが、日本の健康食品においては、GMPは事業者が任意で取得する第三者認証制度であるという点です。
つまり、GMPマークが付いている製品は、法律で定められた以上の水準で、自主的に高い品質管理と安全性確保に取り組んでいることの証明になります。パッケージや公式サイトで、このGMPマークの有無を必ず確認してください。
ポイント③:葉酸の種類は「モノグルタミン酸型」を選ぶ
少し専門的な話になりますが、葉酸サプリを選ぶ上で非常に重要なポイントなので、ぜひ覚えておいてください。葉酸には、大きく分けて2つの種類があります。
種類 | モノグルタミン酸型葉酸 | ポリグルタミン酸型葉酸 |
---|---|---|
分類 | 合成葉酸 | 天然葉酸(食事性葉酸) |
特徴 | 体内での吸収率が高い | 体内での吸収率がやや低い |
含まれるもの | サプリメント | ほうれん草、ブロッコリーなど |
吸収率 | 約85% | 約50% |
表を見ていただくと分かる通り、サプリメントに使われる「モノグルタミン酸型葉酸」は、食品に含まれる「ポリグルタミン酸型葉酸」に比べて、体内での利用効率が格段に高いという大きなメリットがあります。
厚生労働省が推奨している「サプリメントから400μg/日」という基準も、このモノグルタミン酸型葉酸を前提としています。せっかくサプリを飲むのであれば、効率よく体に吸収されるものを選びたいですよね。
パッケージの原材料名表示に「葉酸」とだけ書かれている場合、それはモノグルタミン酸型葉酸を指します。製品によっては「モノグルタミン酸型葉酸配合」と明記されていることもあります。
この点も購入前にチェックしておきましょう。
ポイント④:毎日続けやすい価格帯か
妊活は、いつ終わりが来るか分からない、長い道のりになることもあります。だからこそ、サプリメントは無理なく毎日続けられることが大前提となります。
高価なサプリメントは、成分が良いように感じられるかもしれませんが、それが経済的な負担になってしまい、途中でやめてしまっては元も子もありません。
1ヶ月あたりのコストを計算し、ご夫婦のライフスタイルや予算に合った、続けやすい価格帯の製品を選びましょう。
多くのメーカーでは、定期購入コースが用意されています。定期コースは、通常価格よりも割引率が高く設定されており、毎月自動で届けてくれるため買い忘れの心配がないというメリットがあります。
一方で、「最低継続回数」の縛りがあったり、解約に特定の条件があったりするケースも考えられます。
初回お試し価格が非常に安く設定されている場合は、2回目以降の価格や、解約条件を必ず公式サイトで確認し、トータルでかかるコストとご自身の計画を照らし合わせた上で申し込むことが賢明です。
ポイント⑤:鉄分など、他の栄養素も一緒に摂れると効率的
妊活中に意識したい栄養素は、亜鉛と葉酸だけではありません。特に女性は、月経によって多くの血液が失われるため、血液の材料となる鉄分が不足しがちです。
鉄分不足は、めまいや立ちくらみだけでなく、全身に酸素を運ぶ力が弱まることで、子宮や卵巣の機能低下につながる可能性も指摘されています。
その他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、エネルギー代謝に関わるビタミンB群なども、妊娠しやすい体づくりのためには大切な栄養素です。
これらの栄養素を個別のサプリで補うこともできますが、管理が大変ですし、コストもかさみます。そこで便利なのが、妊活中に必要な栄養素がバランス良く配合された「オールインワンサプリ」です。
一つのサプリで必要な栄養素をまとめて摂取できるため、飲み忘れを防ぎ、手軽に栄養管理ができます。亜鉛と葉酸を基本として、ご自身の食生活で不足しがちな栄養素がプラスで配合されている製品を選ぶと、より効率的に妊活を進めることができるでしょう。
私たちもサプリ選びで悩みました
編集部のスタッフにも、妊活中にどのサプリを選べば良いか分からず、ネットの情報を延々と見比べては、結局決められずに疲れてしまったという経験を持つ者がいます。「高ければ良いの?」「有名なものが安心?」「口コミは本当?」…考えれば考えるほど、分からなくなってしまいますよね。
そんな時、原点に立ち返って「自分たちが安心して飲める基準は何か」を考え、専門家の意見も聞きながら整理したのが、今回ご紹介した5つのポイントでした。この基準に沿って候補を絞り込むことで、情報に振り回されることなく、心から納得できる製品を選ぶことができました。
この記事を読んでいるあなたも、ぜひこの5つのポイントを”ものさし”として活用してみてください。
サプリ選び5つの重要ポイントをチェック!
チェック項目 | 確認するべき内容 | なぜ重要? |
---|---|---|
① 成分量 | 葉酸:400μg / 亜鉛:10mg前後か? | 厚生労働省が推奨する、効果が期待できる量を満たすため。 |
② 安全性 | 不要な添加物がなく、GMP認定工場で作られているか? | デリケートな時期に、毎日安心して摂取できる品質を確保するため。 |
③ 葉酸の種類 | 吸収されやすい「モノグルタミン酸型葉酸」か? | 摂取した葉酸を、効率よく体内で利用するため。 |
④ 続けやすさ | 予算に合った、無理のない価格帯か? | 継続することが最も重要。経済的な負担を避けるため。 |
⑤ 付加成分 | 鉄分やビタミンなど、他の栄養素も含まれているか? | 妊活中に必要な栄養素を、効率よくまとめて摂取するため。 |
これらの選び方を踏まえた上で、亜鉛だけでなく総合的な葉酸サプリのおすすめランキングを見たい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【2025年版】目的別!妊活におすすめの亜鉛・葉酸サプリ5選
選び方のポイントは分かったけれど、「具体的にどの商品が良いの?」と思いますよね。
ここでは、先ほど解説した「5つの重要ポイント」を基準に、私たちメディカルコンテンツ編集部が数ある製品の中から厳選した、本当におすすめできる亜鉛・葉酸サプリを5つ、ご紹介します。それぞれのサプリに特徴がありますので、ご自身の目的やライフスタイルに合ったものを見つける参考にしてください。
(※本記事に記載の価格やキャンペーン内容は2025年10月時点のものです。最新の情報や契約条件の詳細は、必ず各製品の公式サイトで直接ご確認ください。)
豊富な栄養素と実績で選ぶなら「ベルタ葉酸サプリ」
ベルタ葉酸サプリは、妊活・妊娠サプリの分野で長年の販売実績を誇る、まさに王道ともいえる製品です。最大の魅力は、葉酸480μg、亜鉛10mgという基本の栄養素に加え、ビタミン・ミネラル、アミノ酸、国産野菜など、合計83種類もの豊富な栄養素がバランス良く配合されている点です。
「食事のバランスに自信がない」「どうせなら色々な栄養素をまとめて摂りたい」という方にぴったり。安全性にも徹底的にこだわっており、13種類の無添加とGMP認定工場での製造はもちろん、放射能濃度検査や残留農薬検査も実施しています。
価格は、毎月お届け便を利用すると初回1,980円(税込)と非常にお得に始められます(2回目以降は3,980円)。ただし、初回特別価格で始めた場合の解約には、電話連絡や使用済み製品の写真送付といった条件が定められています。中長期的な利用を視野に入れる方におすすめですが、契約前には公式サイトで解約条件をしっかり確認しましょう。初めての方には20日間の全額返金保証も付いています。
温活サポートも!和漢素材配合の「mitas(ミタス)葉酸サプリ」
mitas(ミタス)葉酸サプリは、妊活中の女性が抱えがちな「冷え」に着目し、体を内側から温める和漢素材を配合しているのが大きな特徴です。高麗人参やなつめ、陳皮(ちんぴ)といった伝統的な素材が、巡りの良い体づくりをサポートします。
葉酸400μg、亜鉛3mgといった基本成分はもちろん、鉄分やビタミン類など合計30種類以上の栄養素をバランス良く含んでいます。粒のサイズが業界最小レベルに設計されており、「大きい錠剤を飲むのが苦手」という方でも続けやすい点は嬉しいポイントです。
定期お届けコースは初回3,980円(税抜)から始められ、いつでも解約OKという自由度の高さが魅力。「まずは試してみたい」「定期縛りは避けたい」という方に最適です。15日間の返金保証も用意されていますが、クレジットカード決済の場合のみ対象となる点にご注意ください。
目的や予算に合わせて比較したい!特徴で選ぶサプリ3選
ここでは、さらに異なる特徴を持つ3つのサプリをご紹介します。「コストを抑えたい」「特定の成分量を重視したい」など、ご自身の優先順位に合わせて比較検討してみてください。
■ 手軽さとコスパで選ぶなら「ピジョン(pigeon)葉酸カルシウムプラス」
哺乳瓶やベビー用品でおなじみのピジョンが開発したサプリです。最大の魅力は、なんといってもその手頃な価格と、ドラッグストアなどでも購入できる手軽さでしょう。メーカー希望小売価格は1,598円(税込)で、まずはコストを抑えて葉酸摂取を習慣にしたいという方に最適です。
葉酸400μg、亜鉛2.0mgに加え、不足しがちなカルシウムと、その吸収を助けるビタミンDが重点的に配合されています。栄養素の種類は12種類とシンプルですが、妊活の基本をしっかり押さえた信頼性の高い製品です。公式サイトでは便利な定期便も利用可能ですので、ご自身のペースに合わせて購入方法を選べます。
■ 豊富な葉酸量で選ぶなら「エレビット」
エレビットは、産婦人科・婦人科クリニックでの取り扱い数No.1を誇る、世界中で販売されているサプリメントです。最大の特徴は、葉酸の含有量が800μg(※1)と、他のサプリと比較して非常に多い点です。
この豊富な葉酸量に加え、亜鉛7.5mgや鉄分を含む合計23種類の栄養素が、科学的根拠に基づいてバランス良く配合されています。医師から葉酸の積極的な摂取を勧められている方や、より高い含有量を求める方にとって、心強い選択肢となるでしょう。
定期コースは4,050円(税込)で、3回以上の継続が条件となります。世界基準の品質と、豊富な葉酸量に価値を感じる方におすすめです。
※1:800μgの葉酸は、日本人の食事摂取基準(2020年版)における、妊娠を計画している女性の付加量400μgを上回ります。医師の指導がある場合などを除き、サプリメントからの摂取は1日900~1,000μgが上限とされている点にご留意ください。
■ 安心の保証で選ぶなら「プレミン」
プレミンは、時期別に必要な栄養素を最適化した製品ラインナップが特徴のブランドです。妊活期から妊娠13週までに推奨されるこの製品は、葉酸400μg、亜鉛3.0mg(※2)、吸収性の高いヘム鉄など、基本となる19種類の栄養素を過不足なく配合しています。
特筆すべきは、その手厚い保証制度です。定期コースはいつでも解約OKな上に、25日間の全額返金保証が付いています。さらにこの保証は「開封済みでも対象」となるため、「味や匂いが合わなかったらどうしよう」という不安がある方でも、安心して試すことができます。
安全性へのこだわりも強く、第三者機関での安全試験成績書をすべて公開するなど、透明性の高さも信頼できるポイントです。
※2:プレミンの亜鉛含有量は公式サイト等で2.0mgと3.0mgの表記が見られます。本記事では3.0mgを記載していますが、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
目的別おすすめサプリ5選を徹底比較!
商品名 | 特徴 | 葉酸量 | 亜鉛量 | 価格(初回/定期) | 定期縛り/条件 | 返金保証 |
---|---|---|---|---|---|---|
ベルタ葉酸サプリ | 83種の豊富な栄養素 | 480μg | 10.0mg | 1,980円 / 3,980円 | 条件あり | 20日間 |
mitas(ミタス) | 和漢素材で温活サポート | 400μg | 3.0mg | 3,980円(税抜) / 4,980円(税抜) | なし | 15日間 (カード決済のみ) |
ピジョン | コスパと手軽さ | 400μg | 2.0mg | 1,598円(単品)/ 定期便あり | なし | なし |
エレビット | 葉酸800μgと高配合 | 800μg | 7.5mg | 4,050円(定期) | 3回 | なし |
プレミン | 開封後もOKの返金保証 | 400μg | 3.0mg | 3,980円(定期) | なし | 25日間 |
※価格はすべて税込(mitasを除く)。最新の情報や詳細な条件は、必ず各公式サイトでご確認ください。
亜鉛と葉酸の正しい飲み方と注意点
自分に合ったサプリメントを選べたら、次はそれを効果的に、そして安全に活用するための「正しい飲み方」を知ることが大切です。
このセクションでは、サプリメントを飲むおすすめのタイミングや、過剰摂取のリスク、そしてサプリだけに頼らない食生活の重要性について解説します。正しい知識を身につけて、サプリメントと上手に付き合っていきましょう。
いつ飲むのが効果的?おすすめの摂取タイミング
サプリメントは医薬品ではないため、「食後30分以内に」といった厳密な決まりはありません。しかし、より効果的に、そして体に負担をかけずに続けるためには、以下の2点を意識するのがおすすめです。
- 胃腸への負担が少ない「食後」に飲む
ミネラル類、特に亜鉛や鉄は、空腹時に摂取すると胃の粘膜を刺激し、吐き気やむかつきを感じることがあります。食事と一緒に摂ることで、食べ物と混ざり合って刺激が和らぐため、食後のタイミングで飲むのが基本です。 - 毎日なるべく「同じ時間帯」に飲む
栄養素の効果を最大限に引き出すためには、体内の血中濃度を一定に保つことが理想的です。「朝食後」「夕食後」など、ご自身の生活リズムの中で続けやすいタイミングを決めて、毎日同じ時間に飲むことを習慣にしましょう。これにより、飲み忘れを防ぐ効果も期待できます。
摂りすぎはNG?耐容上限量と過剰摂取のリスク
「体に良いものだから、たくさん飲んだ方が効果があるのでは?」と考えるのは間違いです。葉酸や亜鉛には、健康被害のリスクが高まることのない上限量として「耐容上限量(たいようじょうげんりょう)」が定められています。
栄養素 | 1日の耐容上限量(18~49歳) |
---|---|
葉酸(モノグルタミン酸型) | 900~1,000μg |
亜鉛 | 40~45mg |
出典: 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
特に注意が必要なのが亜鉛の過剰摂取です。長期的に過剰な量の亜鉛を摂取し続けると、以下のような副作用を引き起こす可能性があります。
- 吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状
- 貧血や免疫力低下(鉄や銅の吸収を阻害するため)
- 頭痛、めまい
通常の食事で耐容上限量を超えることはほとんどありませんが、複数のサプリメントを併用している場合などは注意が必要です。
サプリメントを利用する際は、必ず1日の摂取目安量を守り、食事からの摂取量も考慮した上で、トータルで摂りすぎにならないように意識することが大切です。
監修者からアドバイス
「サプリメントは、あくまで日常の食事では不足しがちな栄養素を補うための『補助』的な役割です。基本は、様々な食材をバランス良く食べること。その上で、妊活という特別な時期に必要な栄養素を確実に補給するためにサプリメントを活用するという考え方が大切です。亜鉛の過剰摂取は、かえって他のミネラルの吸収を妨げてしまうこともあります。製品に記載されている目安量を守り、正しく活用してくださいね。」
サプリだけに頼らない!葉酸・亜鉛が豊富な食品
サプリメントは心強い味方ですが、私たちの体の基本を作るのは、日々の食事です。
こちらの葉酸を多く含む食べ物の記事も参考に、毎日の献立に積極的に取り入れていきましょう。
葉酸や亜鉛を多く含む食品を知り、毎日の献立に積極的に取り入れていきましょう。
- 葉酸が豊富な食品
- 野菜類: ほうれん草、ブロッコリー、枝豆、アスパラガス、モロヘイヤ
- 果物類: いちご、アボカド、マンゴー
- その他: 納豆、レバー(※妊娠中はビタミンA過剰に注意)
- 亜鉛が豊富な食品
- 魚介類: 牡蠣(かき)、うなぎ、ホタテ
- 肉類: 牛肉(特に赤身)、豚レバー
- その他: チーズ、卵、高野豆腐、カシューナッツ
サプリメントを始めたからといって、食事内容が疎かになっては意味がありません。むしろ、サプリをきっかけに、ご夫婦で食生活を見直す良い機会にしてみてはいかがでしょうか。「今日は亜鉛が豊富な牛肉のステーキにしようか」といった会話も、きっと楽しいはずです。

亜鉛・葉酸サプリのよくある質問
ここでは、亜鉛・葉酸サプリに関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
Q. いつから飲み始めるべきですか?
A. 妊活を考え始めた時、少なくとも妊娠の1ヶ月以上前からの摂取が推奨されています。特に葉酸は、赤ちゃんの重要な器官が作られる妊娠超初期に必要となるため、前もって体内の葉酸レベルを高めておくことが理想です。思い立ったが吉日、今日から始めてみましょう。
葉酸サプリをいつから飲み始めるべきか、より詳しいタイミングについてはこちらの記事で解説しています。
Q. 薬や他のサプリメントとの飲み合わせは?
A. 持病の治療で薬を服用している方や、他にサプリメントを飲んでいる方は、飲み合わせによって効果が弱まったり、逆に作用が強まりすぎたりする可能性があります。自己判断せず、必ずかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 妊娠がわかった後も飲み続けて良いですか?
A. はい、継続することをおすすめします。特に葉酸は、妊娠初期(~妊娠3ヶ月頃まで)は引き続き赤ちゃんの成長に不可欠です。亜鉛や鉄分も、お母さんの体と赤ちゃんの成長を支えるために重要です。
ただし、妊娠中期以降は必要な栄養素の量が変わることもありますので、製品の推奨に従いつつ、妊婦健診の際などに医師に相談の上で継続を検討してください。
いつまで飲み続けるべきかについては、こちらの記事も参考になります。
まとめ:夫婦で最適なサプリを選び、健やかなマタニティライフを
今回は、妊活における亜鉛と葉酸の重要性から、後悔しないサプリメントの選び方、そしておすすめの製品まで、幅広く解説してきました。情報が多くて大変だったかもしれませんが、これであなたも自信を持ってサプリ選びができるようになったはずです。
この記事で解説した「後悔しない亜鉛・葉酸サプリの選び方」の重要ポイントを、最後にもう一度チェックリストでおさらいしましょう。これから選ぶサプリが、この基準を満たしているか、ぜひ確認してみてください。
この記事の要点まとめチェックリスト
チェック項目 | My Choiceはクリアしてる? |
---|---|
① 葉酸 | ☐ |
② GMP認定工場で作られ、不要な添加物はないか? | ☐ |
③ 吸収されやすい「モノグルタミン酸型葉酸」か? | ☐ |
④ 毎日続けられる価格か? | ☐ |
⑤ 鉄分など他の栄養素も含まれているか? | ☐ |
未来の赤ちゃんのために、そして何よりご自身の健康のために、ぜひ信頼できる情報をもとに、ご夫婦で納得のいくサプリを選んでくださいね。ご夫婦で協力し、楽しみながら妊活に取り組むことが、何よりも大切です。
この記事が、あなたのポジティブな妊活ライフの第一歩となれば、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。
▼ご紹介したサプリの公式サイトはこちら
【参考文献】